こんにちは。ダサイエンス、運営者の「ケイスケ」です。
「トラサルディ」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?かつてのバブル期を知る世代には「懐かしい」と感じられる一方で、今の若い世代には馴染みが薄く、ネット上では「ダサい」「ヤンキーっぽい」なんて言葉を見かけることもあります。
アパレル販売員として15年、店頭で多くのお客様と接し、現在も月に1,000点以上の洋服を販売している私のもとにも、たまに「トラサルディのバッグや時計って、今使うと変ですか?」という相談が寄せられます。
5chなどの掲示板やSNSで検索される「ダサい 理由」などの関連キーワードを見ると、不安になる気持ちもよく分かります。
そこで今回、そのモヤモヤを解消するために、当サイト(ダサイエンス)でクラウドワークスにて独自アンケートを実施しました。主観や感情論ではなく、実際の世間の声をもとに、「本当にダサいのか?」「今どう評価されているのか?」を徹底検証します。
- トラサルディに対する世間のリアルな評価とアンケート結果
- 「ダサい」と言われてしまう具体的な理由と背景
- 今っぽくおしゃれに見せるための着こなしテクニック
- 失敗しないための服選びの解決策
- トラサルディに対する世間のリアルな評価とアンケート結果
- 「ダサい」と言われてしまう具体的な理由と背景
- 今っぽくおしゃれに見せるための着こなしテクニック
- 失敗しないための服選びの解決策
トラサルディはダサい?評判の実態を調査

まずは単刀直入に、世間一般の人たちがトラサルディに対してどのような印象を持っているのかを見ていきましょう。「名前は知っているけど、今の評価はどうなの?」という疑問を持つ方は多いはずです。
ここでは、独自に行ったアンケートの集計結果と、ネット上に溢れるリアルな口コミを包み隠さず公開します。数字と生の声から、ブランドの現在地が浮き彫りになりますよ。
ダサいかダサくないかアンケート結果
トラサルディの評価を客観的に判断するため、当サイト(ダサイエンス)にてクラウドワークスを利用した独自アンケートを実施しました。対象は10代から60代の男女。質問内容はズバリ、「トラサルディはダサいと思いますか?」です。
集計結果は以下のようになりました。

| 項目 | 票数 | 割合 |
|---|---|---|
| すっごいダサい | 3票 | 11.1% |
| 少しだけダサい | 5票 | 18.5% |
| どちらでもない | 7票 | 25.9% |
| ダサくないと思う | 8票 | 29.6% |
| とってもかっこいい | 4票 | 14.8% |
この結果を見て、どう感じましたか?
「ダサい派(すっごい+少し)」が合計8票(約30%)に対し、「肯定派(ダサくない+かっこいい)」は合計12票(約45%)と、意外にも肯定的な意見の方が多いという結果になりました。
「どちらでもない」を含めると、過半数以上の人がトラサルディに対してネガティブな感情を持っていないことが分かります。ネットの検索候補だけで判断すると「終わったブランド」のように思えるかもしれませんが、実際には「大人の渋いブランド」として一定の評価を維持していると言えそうです。
ただ、意見が真っ二つに割れているのも事実。なぜこれほど評価が分かれるのか、次の口コミで詳しく見ていきましょう。
ネット上の世間の口コミ・評判

数字だけでは見えてこない、具体的な「理由」を探るために、アンケート回答者から頂いたリアルな口コミを紹介します。年代や性別によっても見え方が大きく異なるのがトラサルディの特徴です。
ダサいと答えた人の口コミ・評判
まずは辛辣な「ダサい派」の意見から。主に過去の強烈なイメージや、現代のトレンドと逆行するロゴの主張に対する指摘が目立ちました。
ダサくないと答えた人の口コミ・評判
続いて、肯定的な「ダサくない派」の意見です。こちらは品質の良さや、歴史あるクラシックなデザインを評価する声が多く集まりました。
どちらでもないと答えた人の口コミ・評判
最後に、冷静な「中立派」の意見です。ブランド名よりも、実際のアイテムや着こなしを見て判断するというスタンスが見て取れます。
なぜダサいと言われるのか理由を分析

アンケート結果と口コミから見えてきた「ダサいと言われてしまう理由」を、アパレル店員の視点で分析・整理してみます。最大の要因は「過去のイメージの強さ」と「ロゴデザインの主張」にあるようです。
- バブル・ヤンキーの残像:
80年代〜90年代に大流行した際、一部でヤンキーファッションとして定着してしまったため、その当時の「イカつい」イメージが抜けきっていない。 - ロゴの主張が激しい:
グレイハウンド(犬)のロゴやブランド名が大きく入ったアイテムは、「ブランドに着られている感」が出やすく、今のミニマルなトレンドと逆行している。 - ライセンス品の氾濫:
過去にタオルや靴下など、手頃なライセンス商品が大量に出回ったことで、高級ブランドとしての希少性が薄れ「安っぽい」と誤解されている。
つまり、「ブランド自体が悪い」のではなく、「過去の流行り方が強烈すぎた」というのが真相です。
品質自体はイタリア王室御用達の歴史を持つお墨付きですが、日本市場におけるイメージのコントロールが難しかった側面があります。逆に言えば、そのイメージさえ払拭できるコーディネートができれば、十分に戦えるポテンシャルを持っています。
ダサいと言わせない着こなし対策

ここまで読んで、「やっぱりトラサルディを着るのはハードルが高そうだな…」と不安になってしまった方もいるかもしれません。でも、安心してください。いくつかのポイントさえ押さえておけば、決して古臭く見られることはありません。
むしろ、その渋さを逆手に取って、「あえてハズしで使っている感」を出すことができれば、周りと差がつく強力な武器になります。アパレル店員として私が普段お客様に提案している、誰でもすぐに実践できる「脱・おじさん見え」のための3つの鉄則をご紹介します。
1. ロゴは「隠す」か「極小」を選ぶ
まず最初にお伝えしたいのが、ロゴの扱い方です。
はっきり言いますが、胸元にデカデカと「TRUSSARDI」の文字や、大きなグレイハウンドのイラストがプリントされたTシャツやスウェットは、ファッションにおける難易度がS級クラスの危険アイテムです。
これを選んでしまうと、どうしても「ブランド名を主張したい人」や「一昔前の成金趣味」といった印象を持たれやすく、今のトレンドである「さりげなさ」とは真逆のスタイルになってしまいます。お洒落に見せるための正解は、パッと見ではどこのブランドか分からないレベルのアイテムを選ぶことです。
例えば、裾に小さなタグが付いているだけのニットや、ボタンやジッパーの持ち手に小さく刻印が入っているジャケットなどを選んでみてください。「よく見たらトラサルディだった」というくらいの奥ゆかしさが、大人の余裕を感じさせ、洗練された印象を与えてくれますよ。
2. きれいめアイテムと合わせる
トラサルディの服、特に古着屋さんで見かけるような過去のアイテムは、生地がしっかりしていてデザインに重厚感があります。
ここに、色落ちしたジーンズやダボダボのスウェットパンツといったカジュアルすぎるアイテムを合わせると、全体がルーズになりすぎてしまい、ただの「だらしないおじさん」に見えてしまうリスクがあります。
この重厚感を上手く中和して、今っぽく見せるためのコツは、「きれいめ」なアイテムと組み合わせてバランスを取ることです。具体的には、センタープレスの入った黒のスラックスや、しっかりと手入れされた革靴、あるいは張りのある白シャツなどを合わせてみてください。
清潔感のある「ドレス要素」を取り入れることで、トラサルディ特有のレトロな雰囲気が「古臭さ」ではなく、「あえて選んだヴィンテージの味」へと昇華されます。全身を古着で固めるのではなく、新品のきれいめアイテムとミックスさせるのが成功への近道です。
3. 色数は絞る
バブル期を彷彿とさせるような、原色同士の派手な組み合わせや、金色のアクセサリーを多用するのは避けたほうが無難です。
今の時代の空気感に合わせるなら、全身の色使いを「モノトーン(黒・白・グレー)」や「アースカラー(ネイビー・ベージュ・カーキ)」などのベーシックカラーで統一しましょう。
鏡の前に立った時、全身に使われている色が「3色以内」に収まっているか確認してみてください。例えば、「黒のパンツ、白のインナー、トラサルディのネイビーのジャケット」といった具合です。色数を絞ることで視覚的なノイズが減り、ブランドの主張がマイルドになります。
「トラサルディ=派手」というイメージを持っている人が多いからこそ、シックで落ち着いたトーンで着こなすことで、「この人は分かってるな」という意外性とセンスを感じさせることができるのです。
おすすめする人とおすすめしない人

ここまで、トラサルディの評判や着こなしのコツについて詳しく見てきました。ブランドにはそれぞれの「個性」があり、どれだけ素晴らしいブランドでも、着る人のスタイルや目的と合致していなければ、その魅力は半減してしまいます。
では、今のトラサルディは具体的にどのような人に向いていて、逆にどのような人は避けたほうが無難なのでしょうか。アパレル販売員の視点で、ミスマッチを防ぐためにそれぞれの特徴を整理しました。
トラサルディをおすすめする人
以下のような価値観をお持ちの方であれば、トラサルディは間違いなく強力なパートナーになってくれます。
- 品質重視の玄人・本物志向の方
「流行っているから」という理由ではなく、革のなめしの質や、縫製の丁寧さといった「モノ」としての本質的な価値を大切にする人には打ってつけです。ブランドロゴで着飾るのではなく、素材の良さや手触りで満足感を得たい方、一つのアイテムを長く愛用して経年変化を楽しみたい方には、イタリアの職人魂が息づくこのブランドが深く刺さるはずです。 - 古着MIX・ヴィンテージ好きの方
90年代のリバイバルファッションを楽しんでおり、ファストファッションのような量産型ではない「一点物」を探しているお洒落上級者にもおすすめです。あえて現代の服にトラサルディのレトロなジャケットや柄シャツを合わせることで、周りと被らない個性的なスタイルを作ることができます。「それどこの?」と聞かれるのが快感になるでしょう。 - 40代・50代のダンディな大人
年齢を重ねて落ち着きと渋みが出てきた今の自分だからこそ、トラサルディの持つクラシックで重厚なデザインがマッチします。若作りをするのではなく、年相応の品格や威厳を演出したい場合、このブランドの持つ「古き良きイタリアの伊達男」のような雰囲気は、大人の男性をより魅力的に見せてくれます。
トラサルディをおすすめしない人
一方で、以下のようなタイプの方には、正直なところあまりおすすめできません。購入してから後悔しないよう、チェックしておいてください。
- トレンド最優先の若者
今まさに流行している韓国ファッションや、極端なオーバーサイズのストリートコーデを求めている人には不向きです。トラサルディのデザインベースはあくまでクラシック(古典的)なので、最新のトレンドを追いかけるスタイルとはベクトルが異なります。無理に合わせようとするとチグハグな印象になりかねません。 - ブランドの威光(分かりやすさ)が欲しい人
「すごい高級ブランド着てるね!」と誰にでも気づいてほしい、分かりやすいステータス性を求めているなら、今は別のメジャーブランド(ヴィトンやグッチなど)を選んだほうが無難です。現在は「知る人ぞ知るブランド」という立ち位置なので、ブランドロゴを見せつけて自慢したいという欲求は満たされにくいかもしれません。 - コーデに自信がないファッション初心者
ここが一番の注意点ですが、アイテム選びや組み合わせを一つ間違えると、一気に「時代遅れのおじさん」や「昔のヤンキー」に見えてしまうリスクがあります。自分でお洒落に見せる自信がない場合や、服の合わせ方がよく分からないという初心者の方にとっては、着こなしのハードルが少々高めのブランドだと言えます
トラサルディのおすすめアイテム

「トラサルディに興味はあるけど、何から買えばいいのか分からない」
そんな風に迷っている方のために、アパレル販売員の私が見ても「これは間違いなく使える!今の時代でもお洒落!」と自信を持って太鼓判を押せるアイテムを厳選しました。
全身を固めるのではなく、まずはこれらの一点投入から始めてみるのが、失敗しないための賢いルートです。
レザーアイテム(バッグ・財布)
まず最初にチェックすべきなのは、やはりブランドの真骨頂である革製品です。トラサルディの原点は、1911年に創業した高級革手袋メーカーにあります。つまり、レザーの加工技術に関しては、他のファッションブランドとは一線を画す歴史とノウハウを持っているのです。
特におすすめなのが、装飾を削ぎ落としたシンプルなレザートートバッグや、上質なカーフレザー(仔牛革)を使用した長財布です。
手に取った瞬間に分かるしっとりとした革の質感は、使い込むほどに艶が増し、自分だけの味が出てくる経年変化(エイジング)を存分に楽しめます。ビジネスシーンでも嫌味なく使える「大人の相棒」として、長く付き合えるアイテムになるでしょう。
腕時計
意外と知られていない狙い目が、腕時計のコレクションです。「トラサルディで時計?」と思われるかもしれませんが、実は非常にクラシカルでエレガントなデザインが多く、時計好きの間では密かな人気アイテムとなっています。
最近の流行りであるデカ厚時計やスマートウォッチにはない、繊細で知的な雰囲気を持っているのが特徴です。
スーツの袖口からチラリと見えるグレイハウンドのロゴは、決して主張しすぎず、それでいて存在感が。「その時計、どこのブランドですか?」と聞かれた時に、「実はこれ、トラサルディなんだ」と返すことで、会話が弾むきっかけにもなる隠れた名品です。
ネクタイ・スカーフ
洋服で取り入れるのはハードルが高いと感じる場合、ネクタイやスカーフといった小物で一点投入するのが賢い選択です。トップスで着ると「派手すぎる」と感じてしまうグレイハウンドの総柄や幾何学模様も、ネクタイという小さな面積であれば、むしろ絶妙なアクセントとして機能します。
イタリアブランドらしい鮮やかな発色と伝統的な柄使いは、シンプルなネイビースーツや白シャツのVゾーンを一気に華やかに格上げしてくれます。まるでイタリアの伊達男(イタリアンクラシコ)のような、色気のある大人の雰囲気を演出したい時に、これ以上ないスパイスとなってくれるはずです。
トラサルディと比較したい代替ブランド

「トラサルディの雰囲気は好きだけど、やっぱり『ダサい』と言われないか不安…」 「似たような系統で、もう少し今の時代にマッチしたブランドはないかな?」
そんな風に迷っている方のために、アパレル店員の私が「トラサルディが好きなら、きっとこれもハマるはず!」という代替ブランドを3つ厳選しました。 それぞれの特徴や、トラサルディとの違い(立ち位置)を比較しながらご紹介しますので、服選びの参考にしてみてください。
ジョルジオ・アルマーニ / エンポリオ・アルマーニ(GIORGIO ARMANI / EMPORIO ARMANI)
【イタリアの伊達男を目指すなら王道の選択】
トラサルディと同じくイタリアを代表するブランドですが、決定的な違いはその「ブランド力」と「現役感」にあります。 80年代のブーム以降も、アルマーニは「モード界の帝王」として常にファッションの最前線を走り続けてきました。
トラサルディが持つ「渋さ」や「色気」をそのままに、より洗練された都会的なイメージをプラスしたのがアルマーニだと思ってください。 特にスーツやジャケットの仕立ては世界最高峰ですし、カジュアルラインのエンポリオなら、ロゴが入っていても「今っぽいストリート感」として許容される空気があります。
「古い」と言われるリスクを完全に排除しつつ、イタリアン・クラシコの世界観を楽しみたいなら、まずはここが筆頭候補になります。
ダンヒル(dunhill)
【チャラさを消して「真の紳士」になりたいなら】
もしあなたが、トラサルディに対して「ヤンキーっぽい」というネガティブなイメージを懸念しているなら、イギリスの老舗「ダンヒル」が最良の乗り換え先です。 イタリア系のような華やかさや艶っぽさは控えめですが、その分、質実剛健で真面目な「英国紳士」のスタイルを確立しています。
年齢層もトラサルディと同様に40代以上がメインですが、ダンヒルには「枯れた渋さ」の中に確固たるステータス(成功者の証)があります。 レザーのバッグや財布、ライターなどの小物類も非常に充実しており、ビジネスシーンで「信頼できる大人」を演出したいのであれば、トラサルディよりも安全で確実な選択肢と言えるでしょう。
バリー(Bally)
【「革質」へのこだわりを捨てられない玄人へ】
トラサルディの最大の魅力である「革製品のクオリティ」に惚れ込んでいる方には、スイスのブランド「バリー」を強くおすすめします。 こちらも150年以上の歴史を持つ老舗で、リボンメーカーからスタートし、その後シューズやレザーグッズで世界的な名声を得ました。
バリーの特徴は、赤と白のストライプ(トレインスポッティング)に代表されるような、スポーティでありながら上品なデザインです。 ロゴでブランドを主張するのではなく、素材の良さとアイコニックなライン使いで魅せるスタイルは、今の「ノームコア(究極の普通)」なトレンドとも相性が抜群です。
「ブランド名は知らなくてもいいから、とにかく良い革鞄を持ちたい」という本物志向の方には、トラサルディ以上の満足感を与えてくれるはずです
トラサルディはダサいという誤解と現状

ここからは、ブランドを取り巻く現状についてもう少し深掘りしていきます。「昔のブランドでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、実は時代とともに変化し続けています。
日本国内での立ち位置や、意外と知られていない最新事情を知れば、見る目が変わるかもしれません。
懐かしいブランドとしての再評価

「トラサルディ? 懐かしい!」という反応は、決してネガティブな意味だけではありません。
ファッション業界では現在、80年代〜90年代のスタイルがリバイバルブームを迎えています。その流れの中で、当時の象徴的なブランドであるトラサルディにも再評価の波が来ています。
特に古着市場では、当時のしっかりとした作りのジャケットやニットが「ヴィンテージ・トラサルディ」として取引されています。若い世代のファッショニスタたちが、あえて親世代のブランドを身につけることで「周りとは違う個性」を表現しているのです。かつての「おじさんブランド」は、今や「レトロ可愛いブランド」としての側面も持ち始めています。
日本撤退の噂と復活の兆し

「最近お店を見かけないけど、日本から撤退したの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
実際、トラサルディの日本におけるライセンス契約や店舗展開は、全盛期に比べて大幅に縮小しました。百貨店からコーナーが消えた時期もあり、「撤退した」と噂されるのも無理はありません。
しかし、ブランド自体が消滅したわけではなく、イタリア本国ではリブランディング(ブランドの再構築)を積極的に行っています。
新しいクリエイティブディレクターを迎え、ロゴをモダンに刷新したり、ストリート要素を取り入れたりと、現代的なファッションブランドへと進化しようとしています。完全な復活とまでは言えませんが、日本でも感度の高いセレクトショップやオンライン経由で、新しいトラサルディに触れる機会は残されています。
現在のブランドイメージと人気層

今のトラサルディを支えているのは、主に二つの層です。
一つは、バブル期をリアルタイムで経験し、ブランドの良さを知っている50代〜60代の層。彼らにとってトラサルディは信頼できるステータスシンボルです。もう一つは、先ほど触れた古着好きの20代〜30代前半の層。彼らはブランドの歴史よりも「デザインの面白さ」や「一点物感」に惹かれて購入しています。
「大衆的なブランド」から「知る人ぞ知るニッチなブランド」へ。
これが現在のトラサルディの立ち位置と言えるでしょう。みんなが持っているものを持ちたい人には不向きですが、個性を大切にする人にはむしろ好都合な状況です。
日本国内の店舗と購入方法

現在、日本国内でトラサルディの新作をフルラインナップで見られる直営店舗は非常に少なくなっています。
かつてのように、どこのデパートに行ってもあるという状況ではありません。
- オンラインショップ:
公式サイトや海外ファッション通販サイト(FARFETCHやYOOXなど)がメインの購入先となります。 - アウトレット・リユースショップ:
過去のモデルや古着を探すなら、大手リユースショップやフリマアプリが有力です。意外な掘り出し物が安価で見つかることも。 - 並行輸入店:
時計やバッグなどの小物は、並行輸入を扱う専門店やAmazon、楽天などで購入可能です。
トラサルディのよくある質問

店頭でお客様と接していると、ブランドのイメージやアイテム選びについて、かなり突っ込んだ質問を受けることがあります。ネットで検索しても意外と出てこない、でも実はみんなが気になっている。そんな5つの素朴な疑問について、アパレル店員としての本音でお答えします。
トラサルディを着ている人の年齢層は実際どのくらいですか?
メインの層として定着しているのは、やはり40代後半から60代の方々です。経済的に余裕があり、流行を追いかけるよりも落ち着いた上質なものを好む世代に愛されています。
一方で、最近面白いのが、古着ブームの影響で20代の若い世代がファッションとして取り入れていることです。注意が必要なのは、その間の30代から40代前半の方です。
この世代が新品を着ると、着こなし次第では実年齢よりも老けて見えてしまう(おじさんっぽくなる)リスクがあるため、デザイン選びには少しセンスが問われます。
彼氏や父親へのプレゼントに選んでも大丈夫ですか?
これは贈る相手の年代と好みによって、反応が大きく分かれます。
相手が50代以上で、かつてブランドが流行した時代を知っている世代なら、「おお、渋いね!懐かしい!」と喜ばれる可能性が高いです。
しかし、20代や30代の男性へのプレゼントとしては、相手がよほどのヴィンテージ好きでない限り、「ちょっと地味すぎる(渋すぎる)」と思われてしまうかもしれません。もし迷ったら、ハンカチや靴下、ネクタイといった小物を選ぶのが一番無難で、失敗の少ない選択肢と言えます。
似ている系統のブランドは他にありますか?
イタリア発祥で、クラシックかつ上品な雰囲気という意味では、「ジョルジオ・アルマーニ」や「エトロ」などが近いカテゴリーに入ります。
また、少し国は違いますが、イギリスの「ダンヒル」なども、男性的な渋さという点で共通しています。ただ、トラサルディはその中でも、より「革製品」に特化した職人気質なイメージが強いブランドです。
華やかなデザイン性よりも、質実剛健なレザーの素材感や、縫製の確かさを楽しみたい人に近い立ち位置だと言えるでしょう。
ロゴの犬のマークにはどんな意味があるんですか?
あの特徴的な犬のロゴは、「グレイハウンド」という猟犬をモチーフにしています。
ヨーロッパでは古くから貴族の遊びである狩猟のパートナーとして愛されてきた犬種で、その研ぎ澄まされた肉体美は「優雅さ」と「スピード」を象徴しています。
単にかわいいから犬にしたわけではなく、ブランドが持つ「洗練されたスタイル」と「伝統」を表現するための、由緒正しいシンボルなのです。この背景を知っていると、ロゴを見る目が少し変わってきませんか?
昔流行った「トラサルディのジーンズ」は今でも履けますか?
タンスの奥から出てきたジーンズを履けるかという相談もよく受けますが、結論から言えば「履けますが、合わせ方に工夫が必要」です。
当時のジーンズは、今の流行(ワイドパンツやスキニー)とは異なる、独特のストレートシルエットや股上の深さが特徴です。そのままポロシャツなどを合わせてしまうと、どうしても「昭和のお父さん」感が出てしまいます。
あえて今風のオーバーサイズのTシャツや、きれいめな白シャツと合わせて、「レトロな古着デニム」として楽しむのが正解です。
服選びに迷うならファッションサブスク

ここまでトラサルディについて解説してきましたが、「やっぱり自分でおしゃれな服を選ぶのは難しい」「ダサいと思われないか不安」と感じた方もいるかもしれません。
特にトラサルディのような個性的なブランドは、合わせるアイテムを間違えると一気に印象が悪くなってしまいます。
もしあなたが、「手軽におしゃれになりたい」「失敗したくない」と考えているなら、プロのスタイリストに服を選んでもらうという方法が一番の近道です。最近は、月額制で洋服をレンタルできる「ファッションサブスク」が非常に人気を集めています。
- プロのスタイリストが、あなたの体型や好みに合わせてコーディネートしてくれる。
- 「ダサい」と言われるリスクを極限まで減らせる。
- 高い服を買わなくても、いろんなブランドの洋服を試せる。
女性ならairClosetがおすすめ
例えば、女性ならairCloset(エアクロ)が代表的です。プロがあなたの体型や好みに合わせて選んだコーディネートが自宅に届くので、「イヤーカフが映える洗練された服」に誰でも簡単に出会うことができます。「耳元のおしゃれを楽しみたいから、それに合う服を選んで」とリクエストすることも可能です。
男性ならUWearがおすすめ
男性なら、UWear(ユーウェア)などのサービスが有名です。自分では選ばないような、清潔感のある大人っぽい服を提案してもらえるので、イヤーカフをつけても「チャラく」ならず、スマートに決まります。
まとめ:トラサルディはダサいのか

今回は「トラサルディはダサいのか?」という疑問について、アンケート結果や口コミをもとに徹底検証してきました
結論として、トラサルディは「決してダサくないが、着こなしの難易度は少し高いブランド」と言えます。
- 世間の約半数は「ダサくない」と評価している。
- 「ダサい」と言われる原因は、過去のヤンキーイメージや派手なロゴにある。
- シンプルで上質なアイテムを選べば、大人の渋い魅力を出せる。
- 古着市場では再評価されつつある。
周りの評価を気にしすぎる必要はありませんが、どう見られるか不安な場合は、ロゴが目立たないシンプルなものから取り入れてみてください。
歴史あるブランドならではの上品さは、きっとあなたのスタイルを格上げしてくれるはずです。
それでも「やっぱり自分のセンスに自信がない…」という方は、先ほど紹介したファッションレンタルなどを活用して、プロの力を借りてみるのも賢い選択ですよ。ファッションは楽しんだもん勝ちです。あなたらしいスタイルを見つけてくださいね。

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