ア ベイシング エイプはダサい?現在の評判と痛くない着こなし術

こんにちは。ダサイエンス、運営者の「ケイスケ」です。

かつて裏原宿の象徴として一世を風靡したア ベイシング エイプですが、最近ではネット上で「ダサい」「終わった」といった検索ワードを目にすることが増えてきました。

シャークパーカーやカモ柄のアイテムに興味があるものの、今更着ていると時代遅れだと思われないか、あるいは女子ウケが悪いのではないかと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。また、おじさん世代が着ると若作りになってしまうのか、現在のブランドの立ち位置や転売市場での価値はどうなっているのかなど、気になる点は尽きないはずです。

この記事では、そんな皆様の疑問を解消するために、ブランドの現状や評判、そして痛くない着こなし方について詳しく解説していきます。

この記事のポイント
  • ダサいと言われてしまう根本的な理由と背景事情
  • 現在のブランド評価や世間のリアルな口コミ
  • 大人が着ても恥ずかしくないラインの選び方
  • 失敗しないための具体的なコーディネートのコツ
この記事のポイント
  • ダサいと言われてしまう根本的な理由と背景事情
  • 現在のブランド評価や世間のリアルな口コミ
  • 大人が着ても恥ずかしくないラインの選び方
  • 失敗しないための具体的なコーディネートのコツ
目次

ア ベイシング エイプがダサいと言われる理由

ア ベイシング エイプがダサいと言われる理由

まず最初に、なぜこれほど有名なブランドに対してネガティブな検索ワードが並んでしまうのか、その背景にある事情を深掘りしていきましょう。単にデザインの問題だけではなく、ブランドを取り巻く環境の変化が大きく影響しているようです。

ダサい?ダサくない?どちらでもない?の検証

ダサい?ダサくない?どちらでもない?の検証

結論から言うと、ア ベイシング エイプ(BAPE)というブランド自体が「ダサい」わけではありません。しかし、ネット上や一部のファッションコミュニティにおいて「ダサい」というレッテルを貼られてしまうのには、明確な構造的な理由が存在します。

大衆化に伴う希少性の喪失

最も大きな要因として挙げられるのが、ブランドの「大衆化(マスマーケット化)」に伴う希少性の喪失です。

かつてのBAPEは、原宿の「NOWHERE」に行かなければ手に入らず、新作発売日には数キロメートルにも及ぶ長蛇の列ができることが当たり前でした。「持っているだけでステータス」「選ばれし者しか着られない」という圧倒的な特別感が、ブランドのクールさを支えていたのです。

しかし、現在では世界中の主要都市に店舗があり、オンラインでも購入可能になりました。さらには「AAPE」のようなセカンドラインがショッピングモール等で展開されることで、いわゆる「モールコア(ショッピングモールで買える量産型ファッション)」と揶揄される現象が起きています。

ファッション感度の高い層にとって、「誰でも容易に手に入る服」は魅力的に映りにくく、それが「ダサい」という評価に繋がっている側面があります。

ヤンキー・マイルドヤンキー文化との結びつき

もう一つの決定的な要因は、日本独自の「ヤンキー・マイルドヤンキー」文化との結びつきです。

2000年代中盤から後半にかけて、BAPEの象徴である派手なカモフラージュ柄や、フードを被るとサメの顔になる「シャークパーカー」は、地方のヤンキー層やオラオラ系のファッションとして爆発的に流行しました。

全身を派手なロゴや迷彩で固めるスタイルが彼らのアイデンティティとなったことで、一般層の中に「BAPE=怖い人が着る服」「BAPE=田舎のヤンキー」という強固なステレオタイプが形成されてしまったのです。

このイメージが現在の30代・40代の記憶に深く刻まれており、「大人が着るには品がない」「痛々しい」というネガティブな感情を呼び起こすトリガーとなっています。

つまり、BAPEのデザインそのものが劣化したというよりも、「誰が着ているか(着用者のイメージ)」と「どのように流通しているか(希少性の欠如)」というコンテキスト(文脈)の変化が、「ダサい」という評価の正体であると言えるでしょう。

時代遅れ?いつ流行ったブランドなのか

時代遅れ?いつ流行ったブランドなのか

「終わったブランド」と言われることもありますが、そのように感じるのは、かつての熱狂的なブームを知る世代特有の心理的バイアスが働いている可能性があります。BAPEの歴史を振り返りながら、なぜ「時代遅れ」と感じられるのか、その背景を整理してみましょう。

BAPEの黄金期は90年代後半から2000年代前半

BAPEの黄金期は、間違いなく90年代後半から2000年代前半の「裏原宿ブーム」です。

1993年にNIGO®(長尾智明)氏によって設立されたこのブランドは、映画『猿の惑星』をモチーフにしたアイロニカルなデザインと、徹底した限定販売戦略でカルト的な人気を博しました。

コーネリアスやスチャダラパーといった日本のカルチャーアイコンだけでなく、ファレル・ウィリアムスやカニエ・ウェストといった世界的なスーパースターがこぞって着用したことで、BAPEは「東京ストリート」を象徴する神格化された存在となりました。

当時の原宿には、BAPEのTシャツ一枚を求めて世界中からバイヤーやファンが押し寄せ、定価の数倍で取引されるプレ値現象が常態化していました。

当時の「エイプ狩り」という言葉を覚えている方もいるかもしれません。あまりの人気ゆえに、着ているだけで強奪される事件が起きるほど、社会現象化していたのです。この時代の強烈な記憶があるからこそ、今の落ち着いた状況を見ると「祭りの後」のような寂しさを感じてしまうのかもしれません。

2011年本のITグループの買収による転換

しかし、決定的な転換点が訪れます。2011年、香港のI.Tグループによってブランドが買収され、その後2013年に創業者のNIGO®氏がクリエイティブ・ディレクターを退任しました。

多くの古参ファンにとって、BAPEはNIGO®氏個人の趣味趣向や美学が反映された「作品」であったため、彼が去った後のBAPEは「魂の抜けた抜け殻(ゾンビブランド)」であり、過去の遺産(アーカイブ)を商業的に再生産しているに過ぎないと捉えられました。

この「創業者の不在」と「ビジネス路線の変更」が、往年のファンに「BAPEは終わった」「時代遅れになった」と言わしめる最大の要因です。

それでもなお、ブランドが存続し続けているのは、過去の遺産があまりにも強力であり、それを現代風にアレンジして消費する新しい層(Z世代や海外ファン)が常に供給されているからです。「時代遅れ」という言葉は、あくまで「かつての熱量と比較した際の相対的な評価」に過ぎないという点は理解しておく必要があります。

ア ベイシング エイプの世間の口コミ・評判

ア ベイシング エイプの世間の口コミ・評判

実際にネット上やSNS、ファッション掲示板などでの声を詳細にリサーチしてみると、BAPEに対する評価は真っ二つに分かれており、世代や性別によって全く異なる捉え方をされていることがわかります。

エイプに対するポジティブな意見

まず、ポジティブな意見としては、「デザインの独自性」と「ブランドの歴史的価値」を評価する声が根強くあります。「ABCカモ(猿迷彩)は唯一無二」「シャークパーカーのインパクトは他のブランドには出せない」といった意見や、「ストリートファッションの元祖としてのリスペクトがある」という声も多いです。

特に海外のヒップホップカルチャーに影響を受けた若年層からは、「憧れのラッパーが着ているブランド」として、依然としてクールな対象として見られています。

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カテゴリー具体的な口コミ・評判の内容
デザイン面「カモ柄の色使いが天才的」「生地が厚手で、10年着てもヘタらない耐久性はさすが」
ブランド価値「海外に行くと『Nice Bape!』と声をかけられる」「ヴィンテージのNIGO期アイテムは芸術品」
ネガティブ(イメージ)「地元のヤンキーが着ていてドン引きした」「いい歳したおじさんが全身ロゴまみれなのは痛い」
ネガティブ(女子ウケ)「迷彩柄は威圧感があって怖い」「彼氏に着てほしくないブランドNo.1」「子供っぽく見える」

エイプに対するネガティブな評価

一方で、無視できないのが「女子ウケ」に関する厳しいネガティブな評価です。

多くのファッションメディアやアンケート調査において、女性が嫌うメンズファッションの上位に「迷彩柄(ミリタリー系)」や「過度なロゴ主張」がランクインすることが多々あります。

BAPEのアイデンティティである「顔のあるフード」や「全面迷彩」は、女性から見ると「威圧的」「怖い」「オタクっぽい」と映りやすく、デート服としての評価は極めて低いのが現実です。「ア ベイシング エイプ ダサい」と検索する男性の中には、この異性からの評価を気にしている層が非常に多いと推測されます。

また、「量産型」への批判も目立ちます。「昔はレアだったのに、今はモールで高校生が着ているのを見て冷めた」といった、希少性の喪失を嘆く声も散見されます。このように、BAPEへの評価は「誰に向けたファッションなのか」という視点によって、180度変わる非常に極端なブランドであると言えます。

ア ベイシング エイプはオワコンか?

ア ベイシング エイプはオワコンか?

「オワコン(終わったコンテンツ)」かどうかと聞かれれば、グローバルなビジネス視点で見ると答えは明確に「NO」です。日本国内の局所的な視点だけで判断するのは早計です。

日本ではかつてのような社会現象的なブームは落ち着きましたが、世界規模で見るとBAPEのブランド力は依然として強力かつ拡大傾向にあります。特に中国を中心とするアジア市場において、BAPEは絶大な人気を誇るラグジュアリーストリートブランドとしての地位を確立しています。

富裕層の若者にとって、BAPEはステータスシンボルであり、新作の発売日には依然として争奪戦が繰り広げられています。

アメリカ市場での地位

アメリカにおいても、ヒップホップシーンとの結びつきは深く、リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)やトラヴィス・スコット(Travis Scott)といった現行のトップアーティストたちがBAPEを着用することで、常にブランドの鮮度を保っています。彼らにとってBAPEは「日本のクールなレジェンドブランド」であり、リスペクトの対象なのです。

また、「インバウンド需要」の高さもオワコン説を否定する材料の一つです。現在、原宿や渋谷のBAPE STOREに行くと、客層の大半が外国人観光客であることに気づくでしょう。

これは、円安の影響もありますが、海外定価に比べて日本国内の定価が割安であるため、「日本に来たら必ずBAPEを買う」という流れができているからです。海外のファンがわざわざ買いに来るブランドが「オワコン」であるはずがありません。

つまり、私たちが普段感じている「オワコン感」は、日本国内のトレンドサイクルが一周し、熱狂が日常に変わったことによる「慣れ」や、ターゲット層が国内から海外へシフトしたことによる「露出の質の変化」を、衰退と誤認している可能性が高いのです。ビジネス規模としては、NIGO®時代よりも遥かに大きくなっているというのが実態でしょう。

ア ベイシング エイプの現在の人気と実態

ア ベイシング エイプの現在の人気と実態

では、2025年から2026年にかけての最新の状況はどうなっているのでしょうか。ブランドは過去の遺産を食いつぶしているだけではなく、驚くほど活発に新しい展開を見せています。

例えば、世界的なK-POPグループである「Stray Kids(ストレイキッズ)」とのコラボレーションは記憶に新しいでしょう。メンバーを模したキャラクター(SKZOO)とBAPEのアイコンであるBABY MILOが融合したアイテムや、メンバーごとのカラーカモを採用したシャークパーカーは、従来のストリートファンだけでなく、新たな若い女性ファン層を大量に巻き込み、SNS上で大きな話題となりました。

また、香港のストリートブランド「CLOT」や、日本の至宝「コムデギャルソン」、さらには「アディダス」や「ニューバランス」といったグローバル企業とのパートナーシップも継続的に行われており、話題作りには事欠きません。

価格設定も強気

「人気がないなら安くなっているのでは?」と思うかもしれませんが、現実は全く逆です。インフレの影響もありますが、BAPEの価格設定は非常に強気です。

定番のシャークパーカーは現在でも4万円〜5万円台という高価格帯で販売されており、アウター類になれば6万円、7万円、レザーアイテムなら10万円を超えることも珍しくありません。それでも新作が完売するという事実は、ブランドにそれだけの対価を支払う価値を感じている顧客層(ロイヤルカスタマー)が確実に存在することを証明しています。(出典:A BATHING APE® OFFICIAL WEBSITE

リセールバリューの二極化

ただし、転売市場(リセールバリュー)に関しては注意が必要です。かつてのように「何でも買えばプレ値がつく」というバブル状態ではありません。現行のレギュラーアイテム(GR)の転売利益は出しにくくなっており、中古買取価格も定価の半額程度に落ち着いています。

一方で、NIGO®時代の初期アイテムや、話題性の高い限定コラボ(Stray Kidsコラボなど)は、依然として定価の数倍で取引されることがあります。市場は「現行品」と「アーカイブ/レア物」を明確に区別して評価しているのです。

ア ベイシング エイプはダサい?回避策とコーデ

ア ベイシング エイプはダサい?回避策とコーデ

ここからは実践編です。「ダサい」と言われるリスクや背景を十分に理解した上で、それでもBAPEのアイテムには抗いがたい魅力があります。どうすれば「痛い」「時代遅れ」と言われずに、大人がスマートにBAPEを着こなせるのか、具体的な解決策とスタイリングのコツを提案します。

ア ベイシング エイプのターゲット層年齢層は40代50代

ア ベイシング エイプのターゲット層年齢層は40代50代

「BAPEは若者のブランドでしょ?」と思われがちですが、実は現在のBAPEはラインナップを巧みに細分化して、幅広い世代に対応する戦略をとっています。特に、かつて裏原ブームを経験した40代・50代の方々にこそ注目してほしいラインが存在します。

40代50代ならMr. BATHING APE®

それが、「Mr. BATHING APE®(ミスター・ベイシング・エイプ)」です。

このラインは、「ソーシャルな場でも着られるBAPE」をコンセプトにしており、スーツ、ネクタイ、オックスフォードシャツといった紳士服を中心に展開しています。

最大の特徴は、BAPEの象徴である「猿の顔」に口髭を生やしたロゴや、カモフラージュ柄を裏地やポケットチーフだけにさりげなく使用するといった、大人の遊び心溢れるデザインです。

なぜMr. BATHING APE®がおすすめなのか?
  • 品質の高さ: 日本製の高品質な生地や縫製にこだわっており、大人が着ても安っぽくなりません。
  • 痛くない: 全身ロゴドンのストリートウェアではなく、あくまで「トラッドスタイル」をベースにしているため、周囲から「若作り」と批判されるリスクが極めて低いです。
  • 自己満足: 一見すると普通のシャツですが、よく見るとBAPEのカモ柄が入っているという「わかる人にはわかる」仕様が、かつてのファンの所有欲を満たしてくれます。

逆に、10代〜20代向けの廉価ラインである「AAPE(エーエイプ)」を大人がメインで着用するのは避けた方が無難です。

ロゴが大きく、デザインも若年層向けにポップに作られているため、大人が着るとどうしても「チープ」に見えてしまったり、「無理している感」が出てしまったりする危険性があります。年齢に応じたライン選びこそが、脱・ダサいの第一歩です。

ア ベイシング エイプ愛用の芸能人とモデル

ア ベイシング エイプ愛用の芸能人とモデル

ファッションの世界において、「今、誰がそのブランドを身につけているか」を知ることは、ブランドのリアルな立ち位置や世間の評価を判断する上で非常に重要な指標になります。

「オワコン」などと噂されることもあるBAPEですが、蓋を開けてみれば、国内外のファッションアイコンやトップスターたちに現在進行形で愛され続けているのが真実です。

ここでは、具体的な名前を挙げながら、彼らがどのようにBAPEを取り入れているのか、そのスタイリングの秘密に迫ります。

海外ヒップホップ界のカリスマたち

まず世界に目を向けると、トレンドの最先端を行くUSヒップホップ界のスーパースターたちが、こぞってBAPEを着用しています。特に影響力が大きいのが、トラヴィス・スコット(Travis Scott)リル・ヨッティ(Lil Yachty)、そして21サヴェージ(21 Savage)といった面々です。

彼らの着こなしには、私たちも真似できる重要なヒントが隠されています。それは、全身をBAPEで固める「コテコテ」なスタイルではなく、ラグジュアリーなアイテムと組み合わせる「ミックススタイル」を徹底している点です。

  • あえてヴィンテージと合わせる: 色落ちしたヴィンテージのリーバイス501や、古着のバンドTシャツにBAPEのパーカーを羽織る。
  • ハイブランドを混ぜる: 足元はバレンシアガやルイ・ヴィトン、アクセサリーはクロムハーツで固めつつ、トップスにBAPEを持ってくる。

このように、BAPEを「主役」にしつつも、他の要素で「ハズし」を入れることで、ストリートウェアをモードで洗練された雰囲気に昇華させているのです。彼らにとってBAPEは、単なる服ではなく「日本のクールなカルチャー」を身にまとう感覚に近いのかもしれません。

日本のレジェンド:木村拓哉さんの影響力

日本国内におけるBAPEの地位を不動のものにした人物といえば、やはり木村拓哉さんを置いて他にはいないでしょう。特にドラマ『HERO』で彼が着用したキャメルのレザーダウンジャケット(シープスキン)は、放送から20年以上経った今でも「伝説のアイテム」として語り継がれています。

驚くべきことに、この通称「キムタクモデル」は、現在でも復刻販売されるたびに即完売し、定価以上のプレミアム価格で取引されるほどの人気を誇ります。

木村さんのように、年齢を重ねてもサラリとBAPEのアウターを着こなす姿は、40代・50代の男性にとって「理想の歳の取り方」として映るはずです。流行り廃りに関係なく、「良いものは良い」と証明し続けている好例と言えるでしょう。

人気YouTuberやインフルエンサーの着用事情

最近では、テレビタレント以上に影響力を持つ人気YouTuberや、SNSのインフルエンサーが動画内でBAPEを着用しているケースも目立ちます。特に若い世代のクリエイターたちが、成功の証としてシャークパーカーや派手なジュエリーを身につける姿をよく見かけます。

ただし、ここには少し注意が必要です。彼らの多くは「動画映えする派手さ」や「わかりやすいお金持ちアピール」という演出の一環として着用している場合があるからです。

真似をする際のリスク

YouTuberのスタイルをそのまま街着としてコピーしてしまうと、どうしても「成金っぽい」「頑張りすぎている」という印象を与えてしまうリスクがあります。彼らのエンターテインメントとしての衣装と、私たちの日常着は切り離して考えるのが賢明です。

もしスタイリングの参考にするなら、やはりYouTuberよりも、海外アーティストや木村拓哉さんのような「力の抜けた、大人の着こなし」をお手本にする方が、ダサいと言われるリスクを確実に回避できるはずです

ア ベイシング エイプのパーカーの着こなし

ア ベイシング エイプのパーカーの着こなし

ブランドの最大のアイコンであり、同時に「ダサい」と言われる原因にもなり得るのが「シャークパーカー」やカモ柄のフルジップパーカーです。このインパクト抜群のアイテムをどう着こなすかが、おしゃれかダサいかの分かれ道となります。

絶対に避けるべきNGコーデ

最もリスクが高いのは、「上下スウェットのカモ柄セットアップ」です。これは、どうしても「地元の怖い先輩」「マイルドヤンキー」といったイメージが強すぎてしまい、街中では浮いてしまいます。

また、インナーにロゴTシャツ、ボトムスにロゴ入りのデニム、靴もBAPE STAというように、全身をブランドロゴで埋め尽くすスタイルも、現在のトレンドである「クワイエット・ラグジュアリー(控えめな高級感)」とは真逆を行くため、「時代遅れ」と見なされやすいです。

大人のためのOKコーデ(正解例)

BAPEのパーカーをおしゃれに着るためのキーワードは、「引き算」と「一点豪華主義」です。

  • ボトムスは徹底してシンプルに: 
    パーカーに強烈な個性があるため、ボトムスは黒のスラックス、あるいは無地のワイドデニムやカーゴパンツを選びましょう。ここで柄物を持ってくると喧嘩してしまいます。
  • 色数を抑える(モノトーン+1色): 
    例えば、グリーンのカモ柄パーカーを着るなら、それ以外のアイテム(パンツ、靴、インナー)は全てブラックで統一します。これにより、パーカーのデザインが際立ちつつ、全体としては落ち着いた印象を与えることができます。
  • サイズ感のアップデート: 
    以前のBAPEブーム時は「ダボダボ」のオーバーサイズが主流でしたが、大人が着る場合は「程よいルーズさ」に留めるのが重要です。着丈が長すぎないものを選び、だらしなく見えないように調整しましょう。
  • レイヤードでチラ見せ: 
    パーカーをアウターとして着るのではなく、黒のコートやジャケットのインナーとして着用し、フード部分の柄だけをアクセントとして見せるスタイルも、大人っぽくておすすめです。

注意点としてダサいを防ぐ方法を解説

注意点としてダサいを防ぐ方法を解説

ここまでBAPEの魅力や着こなし術をお伝えしてきましたが、それでも一歩間違えれば「痛いおじさん」や「時代遅れ」というレッテルを貼られてしまうリスクはゼロではありません。BAPEのような主張の強いブランドを着る上で、絶対に失敗しないために心に刻んでおくべき鉄則があります。

これさえ守れば、周囲から「ダサい」と後ろ指を指されることはまずなくなります。脱・ダサいのための3つの防衛策を、具体的に見ていきましょう。

TPOを徹底的に厳守する

ファッションにおいて最も基本的かつ重要なのが、TPO(時間、場所、場合)への配慮です。どれだけ高価でレアな服を着ていても、その場に相応しくなければ、それは単なる「空気の読めない服装」になってしまいます。

例えば、意中の女性との初デートや、落ち着いた雰囲気のレストラン、あるいは親族が集まるような場面を想像してみてください。そこで歯をむき出したサメの顔がプリントされたパーカーや、全身を覆う派手な迷彩柄を着ていくのは、大人の選択として適切でしょうか。

答えはNOです。特に女性は、隣を歩く男性の服装が周囲からどう見られているかを非常に気にします。「威圧感がある」「子供っぽい」と思われるアイテムは、相手に恥をかかせてしまう可能性があるのです。

そういった場面では、潔くBAPEの着用を控える勇気を持ってください。どうしてもBAPE愛を表現したいのであれば、服ではなく、チラッと見える時計(BAPEX)や、支払いの時に取り出す財布などの小物で密かに楽しむのが、大人のスマートなマナーと言えるでしょう。

年齢に合ったラインを使い分ける

「自分に似合うかどうか」を客観視することも大切です。BAPEは現在、ターゲット層に合わせて複数のラインを展開しています。これを無視してアイテム選びをすると、大きな事故に繋がります。

特に30代後半から40代、50代の皆様には、若者向けのメインラインよりも、大人のために用意されたラインを選ぶことを強くおすすめします。前述した「Mr. BATHING APE」や、黒と金を基調としたラグジュアリーライン「BAPE BLACK」を選べば、素材の上質感と落ち着いたデザインのおかげで、年相応の品格を保ちつつブランドを楽しむことができます。

逆にもしあなたが大人なら、セカンドラインである「AAPE」をメインで着用するのは避けたほうが無難です。AAPEはあくまで10代〜20代のエントリー層に向けたラインであり、ロゴの主張が強く、デザインもポップに作られています。

大人が着るとどうしても「安っぽく」見えたり、「若作りをしている」という痛々しい印象を与えかねません。AAPEは、親戚の子供へのプレゼント用と割り切るのが賢明です。

清潔感を何よりも最優先にする

ストリートファッション最大の落とし穴、それは「だらしなさ」です。ルーズなシルエットやカジュアルな素材感は、一歩間違えると「薄汚い」「不潔」という最悪の印象に直結します。

特にBAPEのようなインパクトの強いアイテムを着る場合、清潔感は絶対条件です。以下のポイントを鏡の前で必ずチェックしてください。

  • 首元がヨレヨレに伸びたTシャツを着ていないか
  • スニーカーが泥や黒ずみで汚れていないか
  • パンツの裾がボロボロになっていないか
  • 髪型や髭は整えられているか

残酷な現実ですが、4万円の高級パーカーを着ていても清潔感がない人と、全身ユニクロでも清潔感に溢れている人なら、女性からの好感度が高いのは圧倒的に後者です。「高い服を着ているから大丈夫」という慢心は捨てましょう。

服のシワを伸ばし、靴を磨き、身だしなみを完璧に整えることで初めて、「あえてストリートファッションを楽しんでいる大人の余裕」が演出できるのです。服のパワーに負けないよう、着る人自身がクリーンであることを心がけてください。

ア ベイシング エイプ以外の代替ブランド

ア ベイシング エイプ以外の代替ブランド

「BAPEの世界観やルーツは好きだけど、今のデザインはちょっと派手すぎる」「もう少し落ち着いた、大人が着やすい代替ブランドはないか?」と考えている方には、以下のブランドが選択肢として有力です。

Supreme(シュプリーム)

ストリートファッションの絶対王者です。BAPE同様にロゴアイテムが多いですが、Supremeの方がデザインの幅が広く、シンプルな「ボックスロゴ」や、アーティストとのコラボTシャツなどは、比較的コーディネートに馴染みやすいです。

また、リセールバリューが非常に高く、飽きたら売りやすいという点でも、投資価値のある代替ブランドと言えます。

Stüssy(ステューシー)

BAPEよりも歴史が古く、サーフカルチャーをルーツに持つブランドです。BAPEに比べて価格帯が手頃であり、デザインも西海岸特有のリラックス感があります。「8ボール」や「ショーンフォント」などのアイコンは有名ですが、全体的にカジュアルで威圧感が少ないため、日常使いしやすく、女子ウケもBAPEよりは良好な傾向にあります。

Human Made(ヒューマンメイド)

実はこれが、往年のBAPEファンにとっての「正統な後継者」かもしれません。BAPEの創業者であるNIGO®氏が現在手掛けているブランドです。

「過去と未来の融合」をテーマに、ヴィンテージのアメカジウェアをベースにしたポップで温かみのあるデザインが特徴です。カモ柄やサメのような攻撃的なデザインではなく、カモ、ハート、犬などの愛らしいモチーフが多く、女性からの支持も厚いです。

「今のNIGO®さんが作りたい服」を着たいのであれば、BAPEではなくHuman Madeを選ぶのが正解でしょう。

まとめ:ア ベイシング エイプはダサいのか

まとめ:ア ベイシング エイプはダサいのか

長くなりましたが、最後に改めて結論を申し上げます。ア ベイシング エイプは、決してダサいブランドではありません。

「ダサい」と言われてしまう現象の正体は、ブランドの人気拡大に伴う大衆化(モールコア化)、過去に定着してしまったヤンキーイメージ、そしてTPOや年齢を無視したミスマッチな着こなしをするユーザーの存在にあります。

アイテム自体の品質や、グローバルなブランド価値、そしてカルチャーへの影響力は、2025年現在でも世界トップクラスの水準を維持しています。

大切なのは、ブランドのネームバリューに頼るのではなく、今の自分の年齢やライフスタイルに合わせて、スマートにアイテムを取り入れることです。全身をロゴで固めるのではなく、上質なジャケットのインナーにさりげなくカモ柄を差したり、Mr. BATHING APEで大人の遊び心を表現したりと、工夫次第でBAPEは今でも最高にクールな相棒になってくれます。

周りの「ダサい」という無責任な声に惑わされず、正しい知識と着こなし術を持って、あなたらしいBAPEスタイルを楽しんでください。ファッションは結局のところ、着ている本人が自信を持っているかどうかが一番かっこいいのですから

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